経営理念
人間としての正しさを判断基準として経営し

全従業員の物心両面の幸せを追及する

併せて顧客の幸せの場として貢献する

 

どう生きればいいのか・・・なぜ、生まれてきたのか・・・

まだ青い学生のころに悩んだことを、30も過ぎてからまた悩んだ。

何のための経営か・・・立ち止まったまま考え続けると、時だけがいたずらに過ぎていく。

ゆっくりでも歩き続けた先にようやく巡ってきた。

偶然のように迷い込んだ一通のダイレクトメール。
「稲盛和夫の経営講和」全32巻

狂った!トイレに行くことを忘れる、腹がすくことを思い出さない、仕事もせずに聞きまくった。

消えた!根室ノサップ岬にかかる濃霧が消えるかのようだった。

 

「どう生きればいいのか」「なぜ、生まれてきたのか」「何のための経営か」

 

まっすぐ前を向いて歩き始めた。

少しはまともになった・・・と思ったら、かえって汚い自分が見えてきてしまった。
少しは解かってきた・・・と思ったら、前より解からないことが増えてしまった。
知らなければよかった。

できない・・・あまりにもできないことが多すぎる

「人間としての正しさ」・・・・・理屈に行動が伴わない
「全従業員のしあわせ」・・・・・たてまえだけで、心の奥が嘘をついている
「顧客のしあわせの場」・・・・・自分を優先する心が消えない

今日も自分の中の「利己」と「利他」が闘いをしている。
しかし、知ってしまったおかげでもう元に戻れなくなってしまったお題目ばかりの経営理念。
開き直って、これに振り回されて生きていくしかない。

 

代表取締役 清水鉄志